Engagemenr and Remedy Forum 2021
for Responsible Business Conduct
責任ある企業行動のための対話救済フォーラム2021
この度、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)、ビジネスと人権ロイヤーズネットワーク(BHR Lawyers)、ビジネスと人権リソースセンター、笹川平和財団の共催の下で、「責任ある企業行動のための対話救済フォーラム2021」を開催します。
2019年12月に「対話救済ガイドライン」が発表され、2020年2月にそのローンチイベントとしてシンポジウム「責任ある企業行動とサプライ・チェーンの推進に向けて」を開催されました。本フォーラムは、上記シンポジウムを受けて、苦情処理メカニズムの強化に向けたモメンタムを維持し、更に向上させるため、年次イベントとして開催していく予定です
対話救済ガイドライン公表以降、二つの大きな進展がありました。一つは、政府が2020年10月に「『ビジネスと人権』に関する行動計画(2020-2025)」(NAP)を公表したこと。そしてもう一つは、対話救済ガイドラインの一つである「苦情処理・問題解決センターガイドライン」の実施をみすえた「対話救済プロジェクト」が、本フォーラムの共催団体を中心に発足したことです。
今回のフォーラムでは、苦情処理メカニズムに関する最新の知見や、企業・団体の取組・好事例を共有するとともに、NAPと対話救済プロジェクトが救済アクセスにおいて果たすべき役割や今後の計画を示します。
基調講演(収録動画)に、「人権と多国籍企業」に関する事務総長特別代表を務められたジョン・ラギー教授(ハーバード大学、アラベスク・グループ取締役)、来賓講演として外務省人権人道課の富山未来課長をお招きしております。また、パネリスト及びコメンテーターとして、内外から素晴らしいゲストの皆様もお招きし、ております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
<日時>
2021年2月26日(金) 13:00-17:00
*第一部 13:00-15:00 第二部 15:10-17:00
<形式>
Zoomオンライン会議
参加無料、申込先着500名
<事前登録>
ご登録はこちら
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_0aS7WUSxSICANgZaAJOLTA
*お問い合わせは、対話救済フォーラム事務局(a-ueda@spf.or.jp)までお願いします。
<主催>
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)、ビジネスと人権ロイヤーズネットワーク(BHR Lawyers)、
ビジネスと人権リソースセンター、笹川平和財団
<使用言語>
日英同時通訳
<プログラム(予定)>
開会挨拶 角南篤氏(笹川平和財団 理事長)
第1部 ハイレベル・セッション「グリーバンス・メカニズムの意義―対話救済ガイドラインの実践に向けて」
<モデレータ―>
氏家啓一氏(GCNJ)、高橋大祐氏(BHR Lawyers)
<基調講演>
Prof. John Ruggie (ハーバード大学、アラベスク・グループ)「指導原則におけるグリーバンス・メカニズムの意義」
<特別報告>
蔵元左近氏(BHR Lawyers)「対話救済ガイドラインのフォローアップと今後の展開」
<来賓報告>
富山未来仁氏(外務省)「NAPの救済へのアクセスに関する取組と企業への期待」
<コメント>
「対話救済ガイドラインをふまえたイニチアティブへの期待」
コメンテーター
・Mr. Nicolas Hachez (OECD責任ある企業行動センター *ビデオメッセージ)
・田中竜介氏(ILO駐日事務所)
・四方敏夫氏(不二製油グループ)
・銭谷美幸氏(第一生命)
・指宿昭一氏(外国人労働者弁護団)
<質疑応答>
第2部:第2部 パネル・ディスカッション「対話救済に関するプラットフォーム構築に向けて」
<モデレーター>
植田晃博氏(笹川平和財団)
<パネル報告&ディスカッション>
パネリスト
・佐藤暁子氏(ビジネスと人権リソースセンター)
・Dr. Patricia Waagstein (インドネシア大学)
・Mr. Theo Jaekl(エリクソン)
・中尾洋三氏(味の素)
・Ms. Ka Ea Lim(Responsible Business Alliance)(調整中)
<質疑応答>
閉会挨拶 齊藤誠氏(BHR Lawyers 運営委員)